股関節インピンジメントは1次性と2次性に分けられますが、大腿骨頭が寛骨臼にぶつかることで生じます。

一体何が原因で起きるのでしょうか。

原因

2次性の股関節インピンジメントは小児疾患であるペルテス病、大腿骨頭すべり症や変形治癒が治癒していく過程で大腿骨がCAM変形(大腿骨頭頸部移行部の骨性隆起ができる事)をきたしそれが股関節インピンジメントとしてぶつかってくるものがあります。

医原性股関節インピンジメントといい、例えば寛骨臼形成不全で手術をする際に寛骨臼を回しすぎて過被覆となりインピンジメントをおこします。

骨折変形治療後にもおこることがあり、これを医原性股関節インピンジメントといいます。

1次性の主な原因として、遺伝的なものとスポーツなどで骨端線にかかるストレスなどによる外因性要因によって起こります。

アスリートは1次性の股関節インピンジメントの方が多いです。

頻度

股関節が全然痛くない人で男性は24〜34%、女性で5〜11%の頻度で無症状の股関節インピンジメントを起こしています。

この無症状人のうちCAM変形がある人の6.5%は3年以内で股関節が痛くなっています。

痛くなった人と痛くならなかった人の差は大腿骨頭の中心と大腿骨頸部の中央の角度の大きさで、大きくなると痛くなりやすいです。

よって、CAM変形が大きければ股関節が痛くなるリスクが高いと言えます。

また、成長期において1つのスポーツを同じ姿勢でずっとしていると、骨端線に血管がたくさん入り成長させようとします。

骨端線の外側に軟骨膜の輪がありこの表面にたくさん増殖する間葉系細胞があるため、ここに力学的なストレスが加わると骨が膨隆してくるとされています。

これによってCAMが大きくなり、股関節インピンジメントを起こしやすくなります。

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