インナーマッスルを鍛えましょう。のような声は、昨今多く聞きます。
アスリートや運動愛好家、美容関係の方とお話をしていても、よくインナーマッスルについてのお話をする機会が多いです。
テレビで一流アスリートが、身体を大きくしなくても…や、ピラティスを取り入れて…のようなインナーマッスル至上主義のようなメディア露出の影響かもしれません。
インナーマッスルを鍛えることは、段階的なリハビリテーションの課題では非常に重要になりますが、競技や運動になると、インナーマッスルだけでは不十分です。

スポーツ動作や運動になると、身体のひねりや弾性が求められる、速い動きをしなくてななりません。
この場合、腹横筋などのインナーマッスルが動作に与える影響は限られます。
低速での動きや、日常生活動作は、筋紡錘(筋のセンサー)、皮膚、腱などからの信号を受けて、身体の動きを修正させます。これは0.025秒から0.1秒かかると言われています。
しかしスポーツでは、相手の動きや常に変わる環境下で動かないといけないため、それでは間に合いません。
筋の収縮のタイミングと、メインの筋肉をそれを支える筋肉が瞬間的にバランスよく収縮する必要があります。
これを極限まで高めると反応時間はほぼ0になります。
もしアスリート、スポーツ愛好家がトレーニングや競技の質を高めたいのであれば、一端のトレーニングだけでは、不十分ということです。
したがって、インナートレーニングに妄信するのではなく、運動器系(筋、骨、関節、神経など)を強調させなければ本質的な動きの改善ならない可能性があります。
(投稿に所属は関係ありません、筆者の考えです。)