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私は犬は飼っていないのですが、
よくダックスフンドなどの短足犬種は、腰椎椎間板ヘルニアになりやすいと聞きます。
短足動物は胴体がながくて、足が短い特徴があります。それが短足犬種の今日の人気につながっているのですが…
胴体が長く足が短い骨格的な特徴は、てこの原理により背骨には大きい負担がかかることにあります。
これがダックスフンドなどの短足犬種がヘルニアになりやすい原因と考えられています。
これは、人間にも同じことが言えると考えます。
これはもちろん、「あなた、足が短いから腰が痛いんですよ!」と言ってるわけではありません。
ここで重要なのが幾度となく、私の記事に登場しています。股関節です。
股関節の前後方向の曲げ伸ばし(屈曲・伸展)が硬くなると、相対的に下部体幹の脊椎部分に股関節の硬さが合わさり、背骨にかかる運動学的負担は大きくなります。
四足動物は股関節を伸ばすことができません。サルやゴリラなどもそうですが、股関節が常に曲がっています。ところが、直立二足歩行の人間は股関節を伸ばすことができます。
人間は本来股関節が伸ばすことができる生き物なのです。デスクワークや座りっぱなしの姿勢を思い出していただきたいのですが、現代の人間社会では股関節が曲がった姿勢で長時間作業することを強いられます。
これにより、本来、ヒトが優位に持っている股関節の可動域が悪くなると、前述のとおりですが、運動学的な不動部分が増えて、背骨の負担が増えてしまうのです。
したがって、股関節の伸ばすことが少ない現代社会において、股関節の動きを担保することが健康増進の観点から非常に重要ということです。
ダックスフンドの腰椎椎間板ヘルニアから腰痛を考察