膝の痛みは慢性化しやすいですが、痛みを起こさない予防が大切です。

膝の慢性的な痛みは、股関節周囲の筋肉や足関節に原因がある場合があります。

動きが原因であることもありますので何が原因になっているのか見極める必要があります。

Knee-In

Knee-Inは膝のエラーとして有名ですが起こる原因としては、使い方の癖により膝がうちに入るのか、膝ではなく腰が回った結果として膝が内に入るのかと様々な原因があります。

対応としては、臀筋や腹筋群などのコアの強化が必要となってきます。

また、筋力のアンバランスや筋力不足、足関節の怪我によっての影響もあります。

その場合は、筋力に問題があるのであれば筋肉トレーニングを、足関節の怪我によっての影響があるのであるならリハビリや可動域改善が必要となります。
自分では膝が内に入っていないと思っていても、実際には入っていることも多く感覚がずれている場合があるので、鏡の前でトレーニングをするなどして感覚のずれを無くしていく必要があります。

Knee-In は絶対にダメなのか

ジュニア期や成長期においては、Knee-Inは怪我のリスク、成長への害などを考慮して治すべきです。

Knee-Inにより膝前十字靭帯の断裂を起こすと、競技復帰には手術が必要となってきますが、この手術により骨端線が傷つき成長に影響を与えます。

よってジュニア期や成長期のKnee-Inは治すべきです。

しかし、プロアスリートにおいてはパフォーマンスの観点からKnee-Inをわざと起こす場合があります。

このような場合は、リスクとKnee-Inによっての効果をしっかりと比較して本当に正しいのかを考えなければなりません。

高齢者の場合は、全体的な筋力が落ちるため正常な動的アライメントでの動きが難しい場合があります。

場合によっては痛みが出ない範囲でのKnee-Inには修正しないです。

 

Knee-Inは良くないと言われますがなぜ良くないのかをしっかりと理解した上で解決する必要があります。

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